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第8回プラント工事雑学講座

皆さんこんにちは!

有限会社斉栄工事の中西です。

 

本日は第8回プラント工事雑学講座!

さて今回は

~鉄則~

ということで、プラント工事における鉄則を「設計」「施工」「安全管理」「保守・点検」の4つの視点から詳しく解説します♪

プラント工事は、石油精製、化学、電力、食品、製鉄、半導体など、多岐にわたる産業の基盤を支える大規模な工事です。高度な技術力と安全管理が求められるため、施工の各段階で守るべき「鉄則」があります。これらの鉄則を遵守することで、安全で耐久性の高いプラントを実現できます。


1. 設計段階の鉄則:長期的な安定性と効率性を確保する

プラント工事の成功は、設計段階での精密な計画によって大きく左右されます。適切な設計がなされていないと、施工中や運用開始後にトラブルが発生し、莫大なコストと時間がかかることになります。

① プロセス設計を最適化し、効率と安全を両立する

  • 流体の特性を考慮し、適切な配管サイズやバルブ配置を決定する
  • 圧力損失を最小限に抑える設計を行う
  • メンテナンス性を考慮し、点検・修理が容易なレイアウトにする

✅ 鉄則:「効率的かつ安全なプロセス設計を最優先すること」

② 耐久性とコストのバランスを考慮した材料選定

  • 使用環境に応じた適切な材料(ステンレス、炭素鋼、耐熱合金など)を選定する
  • 腐食・摩耗対策として、コーティングやライニング処理を検討する
  • コストと耐久性を総合的に判断し、ライフサイクルコストを最適化する

✅ 鉄則:「短期的なコスト削減よりも、長期的な運用コストを考慮した材料選定を行うこと」

③ 配管・機器の配置を最適化し、メンテナンス性を向上させる

  • 重要機器やバルブは点検・交換しやすい位置に配置する
  • 配管のサポート間隔を適切に設定し、たわみや振動を防ぐ
  • 将来的な増設・改修を見越した設計を行う

✅ 鉄則:「保守・点検の容易さを考慮したレイアウト設計を行うこと」


2. 施工段階の鉄則:確実な施工品質を確保する

設計通りの施工が行われなければ、プラントの安全性や耐久性は大きく損なわれます。施工段階では、精度の高い工事と徹底した品質管理が求められます。

① 施工基準を厳守し、品質を確保する

  • 各種規格(ASME、JIS、ISO など)に基づいた施工を行う
  • 溶接部の非破壊検査(X線検査、超音波探傷検査など)を実施し、欠陥をチェックする
  • 施工記録を詳細に管理し、品質トレーサビリティを確保する

✅ 鉄則:「施工基準を厳守し、品質管理を徹底すること」

② 配管・機器の据付精度を高め、トラブルを防ぐ

  • レベル・寸法・角度を正確に測定し、誤差を最小限に抑える
  • 配管のフランジ接続は適切なトルクで締め付け、ガスケットの圧縮率を適正にする
  • 高温・高圧環境下での膨張・収縮を考慮し、伸縮継手やスライドサポートを適切に配置する

✅ 鉄則:「施工精度を高め、長期的なトラブルを未然に防ぐこと」

③ 施工後の試験・検査を徹底する

  • 圧力試験(水圧・気密試験)を実施し、漏れの有無を確認する
  • 機器の試運転を行い、正常に動作することを確認する
  • 各工程の検査記録を作成し、施工品質を証明できるようにする

✅ 鉄則:「施工後の試験・検査を徹底し、安全性を確認すること」


3. 安全管理の鉄則:無事故・無災害を実現する

プラント工事は高所作業、火気使用、重量物の運搬など、危険が伴う作業が多いため、徹底した安全管理が不可欠です。

① 安全教育とリスクアセスメントを徹底する

  • 施工前にKY(危険予知)活動を実施し、リスクを共有する
  • 作業員に適切な安全教育を行い、安全ルールの徹底を図る
  • 現場のリスクアセスメントを定期的に実施し、改善点をフィードバックする

✅ 鉄則:「作業員全員がリスクを理解し、安全第一で作業すること」

② 個人保護具(PPE)の徹底使用

  • ヘルメット、安全帯、防護メガネ、耐火手袋などを必ず着用する
  • 高所作業時は二重の墜落防止措置を施す
  • 火気作業時は消火設備を準備し、火気監視者を配置する

✅ 鉄則:「全作業員がPPEを確実に着用し、安全を最優先にすること」


4. 保守・点検の鉄則:長期的な安定稼働を実現する

プラントは一度稼働を開始すると、長期間にわたって安定稼働させることが求められます。そのため、適切な保守・点検が欠かせません。

① 定期点検を実施し、異常を早期発見する

  • 配管の腐食、漏れ、詰まりを定期的に点検する
  • ポンプ・コンプレッサー・熱交換器などの機器を診断し、故障の兆候を見逃さない
  • 振動・異音・圧力変動をモニタリングし、設備の異常を事前に察知する

✅ 鉄則:「定期点検を徹底し、トラブルを未然に防ぐこと」

② 計画的な設備更新を実施する

  • 配管や機器の耐用年数を把握し、適切なタイミングで更新する
  • 老朽化した設備は、運転停止期間を考慮して計画的に交換する

✅ 鉄則:「計画的な設備更新を行い、突然の故障を防ぐこと」


まとめ:プラント工事の成功は鉄則の遵守にかかっている

プラント工事における鉄則を遵守することで、安全で長期的に安定稼働するプラントを実現できます。「適切な設計・確実な施工・徹底した安全管理・定期的な保守」の4つの柱を徹底し、最高品質のプラントを築き上げましょう!

 

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